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素泊まり旅館 やどかりのクチコミ情報
波照間島のゲストハウス/安宿「素泊まり旅館 やどかり」のクチコミ情報「忘れられない一夜」。7月15日に1泊しました。おじさん1人で八重山離島旅5泊した中でここの1泊が最も楽しいもので忘れられない一夜となりました。ビーチエントリーできるシュノーケルポイントを探す目的で出かけ、宿に全く期待していなかったのですが同日宿泊していた方々が良い人ばかりで思わぬ楽しい一夜を過ごさせてもらいました。おばあについては全く問題なしでした。愚痴と不機嫌はストレス解消と思われます。くちうるさい母親や毒舌祖母のいる方はおそらく問題とも感じないでしょう。建物は新しくはないですが掃除も行き届いており、どちらかといえば女性客に対する配慮がなされている感じを受けました。常連の2人は互いに初めて会ったようでゆんたくのセットや宿の説明をしていただきありがたい限りでした。ゆんたくは外に置かれたテーブルとベンチで照明なしで行われ天の川がハッキリ見える星空を眺めながらというお金に替え難い贅沢なものでした。照明なしだったため話をさせていただいた方々の顔を覚え切れず翌朝明るいところで会ってもわからなかったことが自身の反省点として残っています。離島全般に言えることですが島が小さいほど生活に必要な真水の確保は難しくなります。台風などの厳しい自然条件が重なるとさらに生活は困難となり助け合わないと暮らしていけなくなります。自然条件と真水確保が厳しい島で長年暮らしてきたであろうおばあにとっては助け合いと節約は生活上の常識なのでしょう。そこへ都会と同等のサービスを求める観光客が訪れると生活習慣のズレが少なからずストレスになるように思います。自然と向き合う島での生活を知らない宿泊客に対する心配やストレスから出た小言を客商売をやっているのにと悪くとらえられてしまうか、それとも孫を心配する祖母と同じと感じ田舎に帰ったときの感覚ととらえられるかでおばあ(宿?)の評価は分かれるようです。とんでもないという書き込みもありますが、そこから考え何かをつかんでいると思せる内容のものがいくつかありました。上辺だけの人間関係しか知らない人に本来の人間同士の関わりを叩き込むためのおばあの策略のようにも思えます。宿泊客が向き合わなければならない形を変えた島の厳しい自然の一部がおばあの機嫌なのかもしれません。今回の忘れられない一夜は、限られた自宅資産で1人宿を経営するおばあの最大限のサービスのおかげではあるのですが、それと同じくらいに当日の宿泊客によるところも大きかったと感じています。多少の不便も思い出にでき、それぞれの旅をしつつも必要に応じて助け合える人が多かったように思います。宿はシンプルでも、自然の中での人間の小ささ、人間同士の本来の関わりを感じたい人には楽しめる宿だと思います。おばあと当日宿泊していた方々、忘れられない一夜をありがとうございました。

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波照間島の素泊まり旅館 やどかり素泊まり旅館 やどかり
(波照間島・富嘉/集落西 エリアにあるゲストハウス/安宿)

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素泊まり旅館 やどかりのクチコミ詳細

13件目のクチコミ(全45件)

  • (評価 5/5)

    忘れられない一夜
    7月15日に1泊しました。
    おじさん1人で八重山離島旅5泊した中でここの1泊が最も楽しいもので忘れられない一夜となりました。ビーチエントリーできるシュノーケルポイントを探す目的で出かけ、宿に全く期待していなかったのですが同日宿泊していた方々が良い人ばかりで思わぬ楽しい一夜を過ごさせてもらいました。
    おばあについては全く問題なしでした。愚痴と不機嫌はストレス解消と思われます。くちうるさい母親や毒舌祖母のいる方はおそらく問題とも感じないでしょう。
    建物は新しくはないですが掃除も行き届いており、どちらかといえば女性客に対する配慮がなされている感じを受けました。常連の2人は互いに初めて会ったようでゆんたくのセットや宿の説明をしていただきありがたい限りでした。
    ゆんたくは外に置かれたテーブルとベンチで照明なしで行われ天の川がハッキリ見える星空を眺めながらというお金に替え難い贅沢なものでした。照明なしだったため話をさせていただいた方々の顔を覚え切れず翌朝明るいところで会ってもわからなかったことが自身の反省点として残っています。

    離島全般に言えることですが島が小さいほど生活に必要な真水の確保は難しくなります。台風などの厳しい自然条件が重なるとさらに生活は困難となり助け合わないと暮らしていけなくなります。自然条件と真水確保が厳しい島で長年暮らしてきたであろうおばあにとっては助け合いと節約は生活上の常識なのでしょう。そこへ都会と同等のサービスを求める観光客が訪れると生活習慣のズレが少なからずストレスになるように思います。
    自然と向き合う島での生活を知らない宿泊客に対する心配やストレスから出た小言を客商売をやっているのにと悪くとらえられてしまうか、それとも孫を心配する祖母と同じと感じ田舎に帰ったときの感覚ととらえられるかでおばあ(宿?)の評価は分かれるようです。とんでもないという書き込みもありますが、そこから考え何かをつかんでいると思せる内容のものがいくつかありました。上辺だけの人間関係しか知らない人に本来の人間同士の関わりを叩き込むためのおばあの策略のようにも思えます。宿泊客が向き合わなければならない形を変えた島の厳しい自然の一部がおばあの機嫌なのかもしれません。

    今回の忘れられない一夜は、限られた自宅資産で1人宿を経営するおばあの最大限のサービスのおかげではあるのですが、それと同じくらいに当日の宿泊客によるところも大きかったと感じています。多少の不便も思い出にでき、それぞれの旅をしつつも必要に応じて助け合える人が多かったように思います。宿はシンプルでも、自然の中での人間の小ささ、人間同士の本来の関わりを感じたい人には楽しめる宿だと思います。

    おばあと当日宿泊していた方々、忘れられない一夜をありがとうございました。

    ハテルマヤマネコ さんからの口コミ(2013/09/04(Wed) 21:44)

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