青い海、自然、ビーチ。これはどの沖縄離島にも共通していることかもしれません。ここ鳩間島もしかりです。しかし、鳩間島は間違いなく私の短い「島歴」の中で、ナンバーワンです。港に寄り添うように立ち並ぶ伝統的集落、竹富島ほどではありませんが、珊瑚の石垣が多く残され、空き地は増えてはいるものの、非常に程よく昔の沖縄の風情を残しています。
実人口は30人ほどらしいのですが、それゆえの一島が皆協力し合って一致団結暮らしを営んでいます。
そんな島の宿泊施設は10軒。くしけぇー家はおそらく最も沖縄の伝統的民家の原型をとどめていると思います。屋根の構造材がむき出しになった天井のない母屋、ウタキが鎮座する美しく手入れされた庭、そこから手に取るように眺められる海。
重要文化財級のこんな宿の縁側から海が眺められる宿など、ひょっとしたら何処を探してもないのではないでしょうか?
昨年、ひょんなことから一泊お世話になって今年で二回目。ミツルさんの素朴で暖かな人柄、客人というよりも、まるで知人友人を歓待してくれるような接し方はスバラシイの一言です。
日本中あちこち旅しましたが、沖縄の離島NO.1というよりも、もはや私にとっては日本で最も好きな場所そして、好きな宿と云えるかも知れません。
2009年11月30日、12月1日泊
なかむら@信州人 さんからの口コミ(2009/12/03(Thu) 07:58)